この記事では、韓国ワーホリ申請書類の一つである活動計画書について解説します!
25歳以上、アラサーの私がビザを申請した際に実際に記入した内容をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
活動計画書とは?
活動計画書は韓国ワーキングホリデービザ申請時に提出する書類の一つです。
査証発給申請書とは異なり、必要事項を埋めるだけではなく、ワーホリに懸ける思いや実現したいことを文章で表現する必要があります。
✔活動計画書に記入する内容
- ワーホリビザ申請理由、動機
- 活動計画(旅行などの予定)12か月分
- 帰国後の計画
- 学歴や職種
活動計画書作成時に気をつけること
ワーホリビザの大前提として、休暇・観光を主な目的とし就業は滞在資金を補うための付随的な活動である、というものがあります。
そのため、活動計画がアルバイトばかりにならないように気をつける必要があります。
また就労ビザなどワーホリ以外のビザが必要な職種に就くこともNGです。
ビザの趣旨から外れた活動をしようとする場合、ビザが発給されない可能性が高いです💦
- 活動計画の大半がアルバイト ⇒ ワーホリビザの趣旨から外れている
- 語学堂や語学学校で韓国語を学ぶことが主目的 ⇒ D-4ビザが適切
- ワーホリ期間中に韓国の企業でフルタイムで働きたい ⇒ E-7ビザが必要
- ワーホリ期間中に日本語教師として働きたい ⇒ E-2ビザ(会話指導)が必要
活動計画書の書式や記入言語
活動計画書は、領事館(大使館)によって書式指定の場合と自由書式の場合があります。
指定の書式がない場合、他の領事館の書式を参考にして作成すると良いと思います。
言語の指定がない場合は、韓国語で書いておけば間違いないかと思います!
管轄領事館(大使館) | 指定書式 | 記入言語 |
駐日本国大韓民国大使館 | なし(ワードで作成) | 韓国語または英語 |
駐札幌大韓民国総領事館 | なし(ワードで作成) | 記載なし |
駐仙台大韓民国総領事館 | なし(ワードで作成) | 記載なし |
駐横浜大韓民国総領事館 | なし(書式はないが記載項目や文字数の指定あり) | 韓国語 |
駐新潟大韓民国総領事館 | あり | 韓国語 |
駐名古屋大韓民国総領事館 | なし | 韓国語または日本語 |
駐大阪大韓民国総領事館 | あり | 韓国語または日本語 |
駐神戸大韓民国総領事館 | なし(ワードで作成) | 韓国語または英語 |
駐広島大韓民国総領事館 | なし(ワードで作成) | 記載なし |
駐福岡大韓民国総領事館 | なし(ワードで作成) | 韓国語 |
韓国語はネイティブチェックがおすすめ
私の場合は「日本語/韓国語のどちらかで作成」でしたが、書類を見る方も韓国人で韓国語の方が細かいニュアンスも伝わりやすいと感じたので韓国語で作成しました!
作成手順は次の通りです。
- 日本語で文章を作成
- 韓国語に翻訳
- ネイティブに添削してもらう
ネイティブの方に見てもらうことで、より韓国語らしく簡潔な表現に直してもらったりできるので、ネイティブの知り合いがいる方はぜひ文章をチェックしてもらうことをおすすめします。
25歳以上でも通った!活動計画書の書き方
ビザ発給対象が基本的に25歳以下に変わり、26歳以上の方はビザが発給されるかかなり不安かと思います。
私もそのうちの一人でしたが、問題なくビザを発給していただけました。
ここからは、留学経験なしアラサーの私が実際にワーホリビザ申請時に提出した活動計画書の内容を紹介します。
少しでも参考になれば幸いです😌
1. 기본사항(基本事項)
この部分は必要事項を入力していけばOKです。
滞在予定期間、入出国日は必ずしもその日付通りにならなくても大丈夫です。
2. 워킹홀리데이를 신청하는 이유 또는 동기, 목적(ワーキングホリデービザを申請する理由および動機、目的)
書式指定がある場合「700字以上、A4半分以上作成」となっています。
文章は합니다体で作成すればOKです。
以下は私が書いた内容の大まかな流れです。(実際は箇条書きでなく文章です)
<韓国・韓国語との出会い>
- 大学時代にドラマやK-POPを通じて韓国を知り勉強を始めた
- 勉強を続ける中で、韓国で暮らしながらより深く韓国を知りたいと思った
- そんな中ワーキングホリデー制度を知って申請するに至った
<ワーホリ中にしたいこと>
- 日本になかなか来られないアーティストの音楽を近くで感じ、ファンとの交流を深めたい
- 図書館やブックカフェで良い韓国書籍とたくさん出会いたい
- 韓国のカフェ文化が好きで韓屋カフェの雰囲気を楽しみたい
<なぜワーホリビザなのか>
- 韓国には旅行で何度も訪れたが、やりたいことをすべてやるには時間が足りなかった
- ワーホリの1年間でいろいろな場所に行って韓国を感じ、人生の糧となる経験をしたい
「韓国に興味を持ったきかっけ→ワーホリでしたいこと→他でもなくワーホリを選ぶ理由」のような流れで書くと書きやすかったです!
3. 활동계획 (活動計画)
12か月分の計画を月ごとに記入していきます。
必ずしも計画通りに実行しなくてもOKで、私は各月6~7個ずつ、場所なども詳細に記入しました。
項目が少ないよりは適度に多い方が意欲も伝わるかと思います!
✔工夫した点
- できるだけいろいろな地域を盛り込む
- 各地の特色が出る内容をチョイス
- 具体的なイベント名、お店の名前などもできる限り記入
- 季節感のある場所やイベントを選ぶ
私は年齢制限ギリギリでどうしても失敗したくなかったので、これでもかというぐらい具体的に記入しました💦
4. 귀국후 계획 (帰国後の計画)
書式指定がある場合「700字以上、A4半分以上作成」となっています。
ワーホリを通して得た知見や経験を帰国後の日本での生活にどう活かしたいかを記入します。
あくまでワーホリビザの期限である1年以内に日本に帰国する前提の内容にしましょう。
私は以下のような流れで記入しました。
- 現在運営しているブログでワーホリ情報を発信し、他の人の役に立ちたい
- 滞在中に現地だからこそ学べる生きた韓国語を習得し、日本の方々に共有したい
- 韓国人のニーズを把握し、日本を紹介するコンテンツも配信したい
- 現在持っているマーケティングの知識と韓国語能力を掛け合わせて韓国関連企業で新たなキャリアを築きたい
ワーホリでの活動内容と帰国後の計画が繋がるような内容になっていればOKかと思います◎
5. 학력사항 (履歴事項)
学歴・(ある人は)職歴を記入します。
私はハングル+括弧書きで日本語での正式名称も念のため記入しました。
(高校での勉強分野は特筆する内容がなかったので、得意だった「英語」を書いておきました)
申請当時は会社に在職中だったので「○月退社予定」としました。
署名
最後に「확인날짜(確認日):活動計画書の提出日」、「확인자(確認者):自分の名前」を記入して完成です。
まとめ
今回は、ワーホリ提出書類の中でも難関の「活動計画書」について、25歳以上で通った記入例を紹介しました。
あくまでワーホリに対する自分の思いを自分の言葉で書くことが大切だと私は思います!!
文章力も鍛えられ、韓国生活に対する自分の気持ちを再認識する良い機会になるので、ぜひ頑張って取り組んでみてくださいね!
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