26歳以上の韓国ワーホリで多くの場合必要になるのがこの「理由書」ですが、正直何を書いたら良いか分からない…という方も少なくないと思います。
私も最初は戸惑いと不安でいっぱいでした!
今回はアラサーの私がビザの許可をもらった時に実際に提出した理由書の書き方を紹介!
作成のコツや注意点も解説しているので、参考にしていただければと思います!
韓国ワーホリの理由書とは?
コロナ禍以降、ワーホリビザの申請概要に下記のような一文が追加されたことはご存じかと思います。
ビザ申請時、18歳以上25歳(やむを得ない事情と判断される場合30歳)以下であること *理由書(韓国語)提出
引用元:駐新潟大韓民国総領事館
このように26歳以上でワーホリビザを申請する場合、基本の提出書類に加えて理由書を作成して提出する必要があります。(提出の要不要は管轄領事館による)
これは、基本的に26歳~30歳の申請は認めていないが、25歳までに申請ができなかった妥当な理由があると判断される場合のみ特別にビザを発給する、という意味です。
つまり、なぜ25歳まででなく26歳を過ぎてからワーホリビザを申請するのか、ということについて説得力のある理由を書く必要があります。
理由書作成時の注意点
これは私の管轄領事館であった新潟領事館の職員の方から聞いた話ですが、理由書の「特別な理由」として認められない内容があります。
そればズバリ「新型コロナウイルスの流行」です。
実際にコロナ禍で年齢制限を超えてしまった方はたくさんいると思いますし、コロナが明けてから年齢制限が緩和されるどころか引き下げられたことについては今でも理解できませんが…
こればかりはどうしようもないので、コロナ以外の理由を探して書くしかないです…(泣)
理由書の形式
活動計画書は書式指定がある領事館もありますが、理由書はどの領事館も自由書式です。
私はインターネットで見た他の方の事例を参考にしながらA4約1枚、900字前後で作成しました。
何枚も書いている方もいましたが、私は理由を分かりやすく簡潔に伝えることが一番大切だと考えていたので、1枚程度に収めました。
また理由書は活動計画書の内容の繰り返しにならないように配慮する必要もあると思います。
説得力のある理由さえ書けていれば、必ずしも長い文章を書く必要はありません!
25歳以上アラサーでも通った理由書の内容
ここからは実際に私が提出した理由書の内容を紹介します。
活動計画書と同じように、韓国語はネイティブの知り合いにチェックしてもらいました!
✔大まかな流れ
- 大学時代に語学研修を通して現地でこそ学べる言葉や文化があると知り、韓国生活を夢見てきた。
- だが①日本では新卒で就職することが重視されており、経済的な理由からも留学はせず大学卒業後日本ですぐに就職した。
- 社会人生活をしながらも勉強を続け、韓国語の資格も取得しワーホリを検討するようになった。
- そのさなか、会社で新規プロジェクトが立ち上がり、②自分以外に適任者がいなかったため仕事を続けざるを得ない状況になった。
- 家庭の事情も重なり③忙しく働き続けているうちにあっという間に年月が経った。
- 現在は④他のメンバーに仕事を任せられる状況になり、仕事を離れて自分を見つめ直す時間を持ちたい。
- そうした今1年間韓国で自由に滞在できる⑤ワーホリほど今の自分に最適なものはない。
- ⑥日本で社会人生活を経験したからこそワーホリで多くのことを学び帰国後の人生に活かす自信がある。
- そうした⑦有意義な滞在ができるのはまさに今だと考える。
ポイントは以下の4点です。
①②③:ワーホリに行くのが遅くなった背景(25歳までにワーホリに行けなかった理由)
④:ワーホリに行けるようになった現在の状況
⑤:他のビザではなくワーホリでなければならない理由
⑥:25歳を過ぎた今あえてワーホリに行くメリット
審査員の方々が知りたがっているであろう部分を洗い出し、それぞれに説得力のある説明ができているかを意識して作成しました。
年齢制限を超えているにもかかわらず、それでもなおワーホリに行かせるべきだと思ってもらうことが重要です!
まとめ
今回は、26~30歳の韓国ワーホリ申請時に提出が必要な「理由書」について紹介しました。
25歳という年齢はとても若く、それまでにワーホリに行くという選択ができる人はなかなかいないと思います。
26歳を過ぎてからワーホリに行くことについては、各々まっとうな理由があると思うので、それを分かりやすく順序立てて説明できれば問題ありません!
皆さんの理由書がきちんと評価され、一人でも多くの方がワーホリに行けることを願っています!
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