「절대」だけじゃない！「絶対」を意味する韓国語4つ【使い分け】

「絶対」を意味する韓国語で一番最初に思いつくのが「절대」ではないでしょうか。

「절대 금지（絶対禁止）」など、否定文でよく使われる表現ですね。

しかし日本語では、「必ず」「確かに」といった意味でも「絶対」という言葉を使いますよね？

今回は、こうしたさまざまな場面で使われる「絶対」を表す韓国語について解説していきます。

「절대」以外に使える便利な表現をご紹介するのでぜひご覧ください！

「絶対」を意味する韓国語表現は主に4つ

日本語では主に以下のような場面で「絶対」という表現を使います。

日本語ではすべて「絶対」という表現で表せますが、それぞれの意味は違いますよね。

韓国語では、これらを意味に応じて使い分ける必要があります。

全部「절대」じゃだめなんだ…

具体的にどのような韓国語を使うのか、見ていきましょう！

冒頭でも紹介しているのがこの「절대」という表現。

こちらは「絶対」の中でも主に否定や禁止を表す場合に用います。

그는 절대 그런 짓을 할 사람이 아니야.
彼は絶対にそんなことをする人じゃないよ。

스포는 절대 금지!
ネタバレは絶対禁止！

그 지역은 위험해서 절대 가면 안 된다고 했다.
その地域は危険なので絶対に言ったらだめだと言われた。

네가 나한테 아주 소중한 사람이라는 걸 절대 잊지 마.
あなたが私にとってとても大切な存在だということを絶対に忘れないで。

「절대」の辞書的な意味は「어떠한 경우에도 반드시（どんな場合にも必ず）」なので、本来は肯定形の文章にも使うことができます。

しかし、ネイティブの感覚としても否定の文脈で使われることがほとんどのようです。

스포…스포일러（スポイラー）の略。ネタバレ

「꼭」は「必ず」「きっと」という意味で使われる言葉です。

日本語の「絶対（必ず）～する、～してみせる、～してください」に当たる表現は「꼭」を使うとしっくりきます。

내일은 너네 집으로 꼭 놀러갈게!
明日はおまえん家に絶対遊びに行くよ！

다음에는 꼭 이기고 말겠어.
次は絶対勝ってみせる。

이벤트에 참여하실 분들은 5시까지 꼭 오셔야 합니다.
イベントに参加される方は絶対に5時までに来てください。

다음에 신촌에 가게 되면 그 카페에 꼭 가고 싶다.
今度、新村（シンチョン）に行く時は絶対そのカフェに行きたい。

「반드시」は「꼭」と同じ意味で使ことができます。

「꼭」が구어체（口語=話し言葉）でよく使われるのに対して、「반드시」は主に문어체（文語=書き言葉）で用いられます。

그는 약속을 반드시 지키는 사람이다.
彼は約束を絶対に守る人だ。

꾸준히 노력한다면 반드시 성공할 것이다.
こつこつと努力すれば絶対に成功するだろう。

「분명」は「明らかに」「確かに」「間違いなく」の意味を表す韓国語です。

「絶対（間違いなく）～のはずだ」という時に使うことができます。

두 사람의 아이라면 분명 귀여울 것이다.
（実際に見ていないが）2人の子供なら絶対可愛いに違いない。

조금전까지 분명 여기 있었을 텐데..
さっきまで絶対ここにあったはずなのに…

집에 와 보니 거실이 난장판인데 이건 분명 고양이 짓이다..
家に帰ってきたらリビングがめちゃくちゃなんだけど、絶対ネコの仕業だ。

今回は、複数の意味を持つ「絶対」という言葉について、それぞれの意味を表す韓国語を紹介しました。

「절대」以外にも適切な表現を使い分けることが必要なんですね！

自分の気持ちや状況をより強調して伝えることができる表現ですので、ぜひ普段の会話に上手く取り入れてみてください^^