韓国語はある程度話せるようになったのに、なんだか不自然な気がする…
ネイティブみたいに話せるようになるにはどうしたら良いの…?
韓国語を勉強していると、このような悩みに直面することがありますよね。
私もかつては、自分の話す韓国語がしっくり来ないな…とモヤモヤしていました。
そこで今回は、「不自然で日本語っぽい韓国語」を卒業し「自然でネイティブっぽい韓国語」を身に付けるために、私が実際に行った勉強法について解説します!
日本にいながらでも自然な韓国語は十分身に付けられるので、ぜひ参考にしてみてください。
「自然な韓国語」は少しの心がけでマスターできる
韓国語を勉強している皆さんの多くは、最終的にネイティブのように自然な韓国語を話せるようになりたい、と思っているのではないでしょうか。
しかし、ある程度韓国語ができるようになっても、ネイティブのような自然な韓国語には程遠い…と感じることがあると思います。
私自身、TOPIK6級に合格してから自然な会話ができるようになるまでの方が大変でした…💦
お金と時間が許せば、留学などで常にネイティブの韓国語に触れるというのが近道かもしれませんが、実際にはそうもいきませんよね…
そこでこの記事では、私が今も実践している「日本で」「一人でもできる」勉強法をまとめてみました。
日々のちょっとした心がけでかなり効果が感じられると思うので、ぜひ試してみてください!
まずは基本の単語や文法をマスターしておくことをおすすめします!韓国語をゼロから勉強したい!という方はこちらをご覧ください▼▼
自然な韓国語を身に付けるための勉強法
ここからは実際に私が実践している具体的な勉強法についてご紹介します。
「勉強」というよりは、日々韓国語に接する上での「心がけ」に近く、習慣化してしまうことがポイントです!
- 思い浮かんだことをすべて韓国語にしてみる
- 日常の言葉を集めたマイ単語帳を作る
- 覚えた言葉はその日のうちに使う
- スマホの言語設定を韓国語にする
- ネイティブのSNSの投稿文を参考にする
- 日記やSNSで作文に慣れる
- ネイティブの自然な発話を浴びるように聞く
- 日本語と韓国語の「違い」を意識する
思い浮かんだことをすべて韓国語にしてみる
韓国語をネイティブのように話せるようになりたいと思っても、単語や表現が膨大すぎて、どこから覚えて良いか分からない…ということがあると思います。
そんな時はまず、日常で思い浮かんだことを韓国語で言えるようにするところから始めてみると良いです。
知っているようで知らない単語や表現がたくさん見つかると思います!
もし分からない言葉があったら、これを機に調べて「こう聞かれたらこう答える」という自分の中の「鉄板表現」にしてしまいましょう!
調べ方としては、韓国語訳が全く分からない場合は「NAVER辞書」で調べ、大体の韓国語が分かったら、実際にどのような使われ方をするのかを「NAVER」で調べるのがおすすめです。
NAVERは韓国語ネイティブユーザーが大半なので、いわばナチュラルな韓国語例文のデータベースです!!
日常の言葉を集めたマイ単語帳を作る
基本的な韓国語単語が身に着いたら、韓国のテレビやラジオなど、実際にネイティブが使っている単語を集めた「マイ単語帳」を作るのがおすすめです。
私はいつでもメモして見返せるようにスマホのメモ帳を利用しています!
実際の会話でどのような単語と一緒に使われるかもメモしておくと、後からその表現を使う時に便利です。
何気なく見ているバラエティや推しのライブ配信なども、注意深くチェックすると学べることがたくさんあります!
覚えた言葉はその日のうちに使う
せっかく覚えた単語も、時間が経つと忘れてしまうのが人間です…
何もしなければ、なんと1日後には74%、1週間には77%、1カ月後には79%忘れてしまうそうです!
少しでも記憶の定着率を上げるためには、早めに復習を行うことがカギなのです。
また、ストーリー性のある物事の方が記憶に残りやすいということも分かっています。
韓国語で新しい言葉を覚えた時も、その日のうちに使ってみることで自分の言葉として頭に残るので、忘れにくくなります!
実際に会話で使う機会がなくても、SNSにその言葉を入れて投稿するなど、一人でも簡単にできておすすめです!
スマホの言語設定を韓国語にする
ある程度ハングルに慣れた方は、スマホの言語設定を韓国語にしてみるのもおすすめです。
1日のうち、かなり長い時間をスマホを見ることに費やしていますよね…
そのスマホを韓国語にしてしまえば、強制的に韓国語に触れている時間も長くなります。
「알림(通知)」「잠금화면(ロック画面)」など、よく使うのに意外と知らない単語も自然と学べて、難しい文章も韓国語で読解せざるを得なくなるので、かなり鍛えられます。
ネイティブのSNSの投稿文を参考にする
個人的にとても参考になると思っているのが、ネイティブの人たちのSNS投稿です。
SNSはまさにテキストや辞書に載っていない韓国語表現の宝庫!
InstagramのストーリーやX(旧Twitter)のつぶやきなどは、普段話すような言葉遣いで投稿している人が多く、ネイティブが使うとてもナチュラルな韓国語に触れることができます。
特に韓国は新造語や若者言葉の流行り廃りがとても激しいので、自然な韓国語をマスターするためにネイティブのSNSを常にチェックしておきたいところです!
特に、自分と同じ年代や性別の人の投稿を参考にすると、表現を真似して使いやすいのでおすすめです。
日記やSNSで作文に慣れる
会話の場合、分からない単語があっても簡単な単語に言い換えたり、あいまいな表現で乗り切ったりと、分からないことをそのままにする場面が多くなりがちです。
一方で文章を書く場合、きちんと文として完成させないと意味が伝わりません。
SNSや日記、推しへの手紙など、自分の好きな方法でとにかく文章を書くことに慣れることで、会話でもきちんとした文で話せるようになります。
自分が書いた文章が正しいかどうか確かめたい場合は、やはり「Naver辞書」や「NAVER」の検索機能が便利です。
ネイティブの自然な発話を浴びるように聞く
自然な韓国語を身に付けるには、やはりネイティブの自然な発話(会話)を聞くのが一番です。
特におすすめなのは、ラジオ・バラエティ・ライブ配信です。
ドラマもとても参考になるのですが、日常であまり使わない表現や、いかにもセリフっぽい表現もたくさん出てきます。
その点、ラジオやバラエティは日常で使うリアルな表現だけを聞くことができるので、とてもおすすめです。
内容も面白くて飽きずに見る・聞くことができて良いですね♪
日本語と韓国語の「違い」を意識する
韓国語は日本語と語順がほぼ同じで発音が似ている単語も多いことから、日本人にとって学びやすい言語と言われています。
しかし、だからこそ日本語直訳のような韓国語表現が生まれやすく、「残念な」韓国語を使ってしまいがちです。
そうなるのを避けるために、両言語の特徴を理解し、韓国語らしい言い回しのパターンを覚えることが大切です。
こちらの本では、日本語っぽい韓国語とネイティブっぽい自然な韓国語を対比して丁寧に解説しているので、とてもおすすめです。
今でも私の中でネイティブ韓国語のバイブル的な参考書です!!
これ一冊で自然なネイティブ表現のパターンは一通り押さえることができます。
まとめ
今回は、自然な韓国語が身に付く勉強法について、日本にいながら一人でもできる方法を紹介しました。
日常で触れるものをできるだけ韓国語にして(インプット)、韓国語で考えて表現する(アウトプット)習慣をつけることが大切です!
慣れるまでは大変かもしれませんが、続けていけば確実にネイティブの自然な韓国語に近づくことができると思います。
ぜひトライしてみてください^^
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